年輪の面白さに気付きました。
高さ35cmと25cmの四角い椅子の組み合わせ。シンプルな形ですから色々な使い方があると思います。でも敢えて踏み台という名前を付けました。大人にもこどもたちにも必要なものですから高さや強度などを考え設計しました。また、椅子としての座りやすさよりはおやつテーブルにできたりする機能が楽しいと思い座面は平らに仕上げました。
こどもたちは椅子の上で絵を描いたり、遊び道具にしたりと楽しんでくれます。大人の皆さんはこの椅子が持っている雰囲気や木口の模様のおもしろさで使っていただいています。身の回りから木の物が少なくなりました。お家の中に年輪がグリグリしているものがあると何か大事なことを忘れずにいられるかもしれませんね。
ふたつでひとつ
組み椅子なのでセットになっています。椅子ですけどネストテーブルとかのイメージ。重ねておけば省スペースで、使うときに左右に並べたり、それぞれを別に使ったりと広がりがあると思います。
木口の踏み台
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サイズ:大 W31×D25×H25 小 W21.5×D25×H18
材:杉
仕上げ:オイル・顔料
デザイン:小沼智靖
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木口の踏み台の作り方
椅子の表面に見えているのは木の年輪です。杉の間伐材を使い、年輪を上にした角材を15個ほどつなぎ合わせた大きな木のブロックから椅子を作っています。仕上げには木の触感を楽しんでもらえるようしっかりと「うずくり」加工をしています。木を磨いたときの感じがそのまま残せるように仕上げたかったので少し白い顔料を入れて塗装しています。木の年輪のおもしろさを楽しんでもらえたらと思います。